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あたしが留学している、ヴェネツィア国際大学(通称VIU)は、普通の大学ではない。
この大学は地元ヴェネツィアのカ・フォスカリ大学と、世界中の大学が共同で運営している大学で、早稲田もそのうちの一つ。他には米国名門大学Duke大学や、Boston大学、ドイツのミュンヘン大学、イスラエルのTel Aviv大学など。生徒は全部で80人足らず、年や専攻、国籍が違ってもみんな同じ学年で学ぶ。
つまり、チャンプルーな大学なわけです。
ここでは在学している生徒みんながFreshmen(一年生)なので、毎学期Freshmen's Fairという歓迎会が行われます。ようは学校主催の新歓。学校がDJをよんで、ワインや料理を準備して…なんていうのは日本の大学でもあることなのかな??
寮のキッチンがまだ使えないためスーパーマーケットで買ったパンとジャム、あとはりんご…みたいな食生活をしてたうちらには、このパーティーは嬉しすぎた!!!!!
だって、ワイン!!ベリーニ!!生ハム!!トラメッツィーニ!!ケーキ!!
ブォニッシモーーーーー!!!!!!
アメリカ人は踊りだすし、イタリア人の先生は女子生徒に囲まれてうれしそうだし、日本人はベリーニをボトルキープし始めるし…(←私)
どこの国でもお酒の力は偉大なのね。納得。
アメリカ人のグループから”この後また本島まで行って呑むんだけど、来ない?”とお誘いを受けたので、そのままアカデミア付近の、”噂のファビオ”(一部のアメリカ人女子がかっこいいと騒いでる)を見にルームメイトと行ってきました。
もちろん、呑んだのはVIUに留学した学生なら必ず呑む運命にある、スプリッツ。
スプリッツ(Spritz)とはドイツ語のspritzen=はじけるから来ているらしい。白ワインを炭酸で割ったものに、アぺロールやカンパリなどの薬草リキュールを混ぜてつくるカクテルで、ヴェネツィアではとてもポピュラーで、しかも一杯€2~と学生にも優しいお値段♪
ただ、アルコール度数は結構高めなので、下戸のあたしにはけっこうきつかったりして・・・笑
ルームメイトは韓国人とドイツ人なので、がんがん飲んでました。
左から、Linh(ドイツ)、Yoon(韓国)、あたし。
あたし?もちろんよっぱらってます。
部屋に帰ってからはFreshmen’s Fairで余ったシャンペンのボトルを開け、また乾杯。
きっと一年後にはあたしもお酒に強くなっていることだろうなぁと思った。
イゾラ・ディ・サンセルヴォロ。
これが、あたしがこれから一年間通う大学、ヴェネツィア国際大学があるところ。
ここは昔精神病患者の病棟として使われていた小島で、ヴァポレット(水上バス)の停船所以外は一面塀で囲われてる。現在は小さな島の中に大学、教会とホテル(これが大学の寮としても機能している)があるだけ。
今は展覧会みたいのをやっているためたくさんの人が出入りしているけど、基本的にはヴェネツィア本島からは隔離されている島。
はっはーん。つまりあたしみたいな問題児を隔離しとくにはもってこいってことなのね。
一年間の隔離生活が、今、始まる・・・!!!
2010年9月からイタリア・ヴェネチアに留学中。
高校時代ユネスコ活動を通して海外に関心をいだき、
2年生で米国コロラド州に一年逃亡。
大学入学してすぐピーターパン症候群による半年の休学を経て、現在一応宗教学について勉強中。
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